エンブレの効きかた

125㏄スクーターに特化したバイクライフです。 釣り、自転車等の事も。

4月のダイジェスト。 今月はもう書かねーぜ。たぶん。

2021年 4月 カスタム・ツーリングの様子です。

先に
17日 流用パーキングブレーキ 安全改良カスタム
18日 箱根夕方ツーリング
そして
10日 Fブレーキ フルード交換
11日 伊豆半島ツーリング

という流れで、よろしくお願いします。



では、4月17日の流用パーキングブレーキ安全改良カスタムから。
写真は完成状態です。
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昨年9月にヤマハ純正部品のレバーを流用して
リアブレーキレバーのパーキングブレーキ化をしました。

しかし、使いつつも、そのままの形状では安全性に不安があり
この度、やっと構想プランに着手しました。




安全改良カスタム前、少々曲げた削った、で取り付けて
使っていた状態。
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部品番号
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実はこれ、本来はマニュアル車
クラッチを切った状態にするための部品なんだそうです。




中指先上面に当たる部分を金のこで切断します。
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僕は乗車中、常にブレーキレバーに指をかけているので
シャフト先端の平打ち部に、中指上面が触れているのが気になっていました。

ちなみに僕のグリッピングは、両手共に人差し指と親指、手のひら。
中指・薬指・小指はブレーキレバーです。
小指は手が小さいので届いていませんが。




鉄ヤスリでバリ取り後。
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ホームセンターで買った、汎用保護キャップを取り付け。
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シャフト径が5㎜なので、台紙の通り内径4㎜を選びました。





更に、転倒か何かの拍子に指がこうなる予感が
ビンビンにしてたので、指止めフラップを作成。
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素手の写真が中々ハズカシイ。 手袋するんだった。




ボール紙で型取り。
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材料は長年愛用している、これの1.5㎜厚。
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工作ばさみでも切れて、割と粘り強い板材です。
ドライヤーで熱して曲げ加工可能。




作る。
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とりあえず出来たんですが小さかったので
もう一度作り直し中です。
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更に安全の為、指に当たる部分は二枚重ねで
肉厚を増しました。
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そしてラッピング。
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タイラップを穴に通して、シャフトに締結し完成。
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これでもブレーキレバーを握りながら
人差し指で操作できます。

写真はパーキングブレーキがかかっている状態。




とりあえず、これで良かろう。
写真はワザと中指を当てがった状態です。
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これでシャフト下に指が入り込みにくくなり
安全性が増した改良になったと思います。
億千万が一かもしれませんが。

タイラップ後、更にオモテ面をラッピングしています。



パーキングブレーキなんて専用品が売られているので
実際は、それを買えば確実です。

それなのに、僕の行った純正部品流用は
安いとはいえ、新品の部品を半分壊して手間をかけ
見た目だって野暮ったいし、コスパは非常に微妙です。

なので、この流用及び改良カスタムは
『DIY上等、財布の中身が減らなきゃいい』人向けですね。

ただ、これだけは確実に言えるのですが
パーキングブレーキって、すっごい便利!」

ご清聴ありがとうございました。





翌 4月18日
神奈川県 足柄下郡 箱根町へ夕方ツーリング。
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写真は復路の芦ノ湖畔にて。

箱根といっても、峠を静岡県側へ越えて
麓の三島市郊外コンビニでカフェオレ飲んで
そのまま往復してきました。
20時頃、無事帰宅。



パーキングレバーは、シャフト切断した分
指に触れずに済みました。
事が起きてもいませんが、指止めフラップも
運転・操作に支障ありません。

しかも、それに気が付かないほど自然な仕上がりでした。
手間の割に使用時の醍醐味がありません・・・

ただ、これだけは確実に言えるのですが
パーキングブレーキって、すっごい便利!」
                  
                以上。    




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そして、その前週 4月10日。
ブレーキフルード交換を行いました。
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この間コメントさせて頂いたバイクグループの
御方の記事をきっかけに3年振りの交換です。

同記事ではブレーキ作動時、キャリパー内のフルードに
起きている現象を知り「こりゃ早速」と思った次第です。





この器具を使いました。
20年位前にナップスのセールで買った。
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何だか、寄せ集めで出来たかの様ですが、中々アイデア商品ですね。
ワンウェイバルブ使ってたり。




オイラはオイラーを使ってフルードを注ぐ!
(それは、もういいから・・・)
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実際便利でしたよ。 一滴も垂らさずに済みました。
容量200mlのオイラーです。

こだわりとしては、四角いタンクの四隅から順番に注いで
古いフルードをタンク底の穴に寄せていくイメージですね。
あくまでイメージですが。




フルードの新・古を比較です。
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容器が違うので、見た目が絶対ではありませんが
向かって右側の古い方は、ハッキリ変色していました。

作業は無事に終了。



今回の作業で良かった点は、フルード注入にオイラーを使った事です。
垂らして慌てて水洗い、って事も無く、倒してもダバーっとならず。
もっと早く導入するんだった、です。

直後のレバーの握り具合は、気持ち余分に入る感じですが
握りを繰り返せばマスターシリンダーからタンクの方に
細かい気泡が上がってきて、握りの張りが戻ってくるでしょう。

ん、OK。





翌 4月11日 静岡県 伊豆半島へツーリングに行きました。
いつもの様に出発は遅く、いつもの港に到着も夕方。
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良くも悪くも、誰もいない。




アローン茶会を開催。
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お茶は冷たいカフェでいい

茶菓子はポテチの塩がいい

灯りは薄っすら照らしゃいい

相手は無口な猫がいい


・・・ 猫さんは来てくれませんでした。 しみじみ~・・・




孤独を愉しんだアローン茶会から一転。
ガラ空きであろうワインディングを想像し
血圧が戻ってきている出発前。
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脳内でイングウェイの『Caprici Di Diablo』が唸るウナるっ。



フルード交換したフロントブレーキは
特に変化を体感しませんでした。

もし、はっきり体感したとしたら、交換前のフルード性能は
破たんしていたと言えるのではないでしょうか。
時期遅れでしたが、交換は正解でした。



散々くねらせて、気温2℃表示の箱根を神奈川県側へ越えて
麓の湯本からはマジメ運転をし、22時頃、無事帰宅。

2週間ぶりのバイクだったので
何だか自分の中の勢いが、まあまあ凄かったです。